「わかりました」
仕事や趣味やいろんな状況で、質問をしたりされたりするのは普通のことだと思う。
AさんがBさんに質問する。
Bさんが説明する。
説明を聞いたAさんが「わかりました、ありがとうございます。」と礼を言って会話が終わる。
普通の光景に見えるけれど、説明したBさんの中には
「本当にわかったんだろうか?」
「ちゃんと理解してくれたんだろうか?」
という疑念が残る。
Aさんは「自分は理解したのだから問題ない。」と考えてるかもしれないが、その理解が正しいのかどうかを判断/評価できるのは、「説明を聞いたAさん」ではなく「説明したBさん」だけだ。
質問した人は、説明を聞いた自分の理解が正しいかどうかを
説明してくれた人に評価してもらう必要があるはずなのだけど、
自分の理解に自信を持ってる人はこれをやらない。
場合によっては「自分の理解は正しいもの」という前提で、説明内容の評価を始めてさえしまう。
「俺が聞きたかったのはそういうことじゃないんだよね」
「言ってることは分かるんだけど(※わかってない)、納得できないよな。」
「Cさんも同じようなこと言ってたけど、みんな俺とは考え方が違うんだよね。(※いやたぶん君がまちがってるんだw)」
人に質問して相手が説明してくれたなら、せめて自分の理解が正しいのかどうか確認しよう。
「教えて頂いたことを自分は◯◯◯◯と理解したのですが、これで大丈夫ですか?」と聞くだけだ。
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