結論を先に言え
よく言われる台詞だ。
「いいから結論を先に言いなさい。」
これ自体は正しいことだと思う。
何が言いたいのか分からないグダグダした話は退屈だし時間の無駄だ。
だが多くの場合、この「結論を先に言え」というのは、
「プロセスなんかどうでもいいから、
簡単便利な解決策(美味しい答)を今すぐ示せ」
という意味であることが多い。
営業会議の席に同席した技術系役員が、
「『こうすれば売れる』っていうアイデアを出してくる営業はいないのかね」
と豪語したことさえある。
そんな便利な答えがあるなら、会議など必要ないのだ。
・「会議」と言っても自分で考えるのは面倒くさい
・都合の良い結論だけ持ってきてくれればいい
・困ってる話など聞きたくない
・自分は解決策など考える気はない(お前が解決策を持って来い)
自ら考えることを放棄し、「美味しい答」を要求するだけの会議など愚の骨頂。
発言内容を評価(美味しいか不味いか)するしか出来ない「管理者」たち。
こういう情けない会議の場を少しでも減らすには、どうしたらいいんだろうねぇ(遠い目)、、、
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