デジカメのこと
カメラが好きなのだ。
最初に買ったのがオリンパスOM-1というフィルム式のマニュアルカメラ。
それから何台も経て今のメインはオリンパスOM-D(E-M5)。いわゆるミラーレス一眼の初期のモデルで、画素数的にも今どきのスマホより弱い(約1600万画素)。
最近のデジカメを見るとコンデジでも2000万画素を超えるのは当たり前で、フルサイズ機では6000万画素クラスまで出てきた。価格も10万超えなんて当たり前。
だがちょっと待て。
「仕事で使うわけじゃなし、そんな画素数必要か?」と心の声がする。
何を言ってるんだ。画素数は大いに越したことはないだろう。
そらまぁそうなんだが、
・大きなプリントを印刷するわけじゃないし・極端なトリミングとかもあまりしないし
・低光量とかの特殊条件下の撮影なんてそうそうないし
、、、と考えていて、過去に使っていたデジカメを引っ張り出したりしていたら、これが出てきた。
パナソニックのLUMIX DMC-TZ3
画素数:約700万画素、28-280mmの光学10倍ズーム機。発売は2007年4月だから12年も前のモデル。
露出制御はプログラムオートだけだが、露出補正も出来るし何より28mmからの光学10倍ズームの存在は大きい。マクロや手ブレ補正だって装備している。(動画撮影はショボいけど)
この「ミラーレス一眼ほどの性能は無いけど、スマホとかよりも『カメラ』である」という立ち位置って、実はいいんじゃないかと。
当時の価格で5万しない機種で、当時から「奥様用」なデジカメだったのだけど、インスタだのツイッターだのに使う写真なら、まったく十分だと思う。
ボディもマットな紺でいい感じだし。
「最先端」「高機能」どちらも好きではあるけれど、「あ、これで良かったんだな。」というスタンスって、それはそれでいいかも、と思うのです。
しばらくは、これをメインに使ってみよう。
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